そのむくみは下肢静脈瘤かも|足の重みに気付いて早期発見に繋げる

医者

立ち仕事の方は注意

立ち仕事特有の疾患

女性

立ち仕事というと想定されるのは、寿司職人や板前さん、レストランや食堂の調理師さんなど食品関連のお仕事をされている方や学校の先生も意外に立ち仕事であることに気が付きます。実は立つことで発症する特有の疾患があります。それは下肢静脈瘤です。静脈は動脈と反対で、細胞から排出される二酸化炭素などを含めた血液を心臓に送る管です。動脈は心臓の拍出する力で送られますが、静脈は主に筋肉の動きで心臓に送ります。下肢の静脈はその位置からみて、重力に逆らって心臓に送らなくてはならず、立っている時間が長ければ長いほど負担がかかります。よく立っていると下肢が浮腫むことがありますが、これは心臓に送るはずの血液がうっ滞することで浮腫むのです。このうっ滞が続くと静脈が重力に負けて瘤となり、下肢静脈瘤を発症します。この下肢静脈瘤を予防するには、立つ時間を極力抑えるか、休むときには下肢を挙上して横になることが必要であり、静脈の負担をできるだけ軽減することに心がけましょう。

浮腫みを解消するには

下肢静脈瘤の前駆症状でもある浮腫みですが、これを解消するのによくマッサージが効果的と耳にすることがあります。確かにマッサージにおいて下肢の筋肉を圧迫することで静脈の血液の流れを良くすることは効果的です。ふくらはぎから心臓の方向へ押し上げるマッサージとなりますが、入浴後に行う場合は水分を十分に摂取してから行いましょう。入浴後脱水の状態でマッサージをしても水分が喪失したドロドロの血液になっていることがあり、循環が悪くマッサージの効果が薄れてしまいます。他に静脈のポンプが筋肉にあることに注目すると、立っていることを継続しなければならない時も、定期的に足踏みや踵上げなどの運動をすると、ふくらはぎの筋肉が動きポンプ機能が活性されます。こうすることで浮腫みを解消し、下肢静脈瘤を予防する役割があります。このような対処を行なってもむくみが解消しない場合には、医療機関へ受診を試みるべきです。

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